とある一般人の日記
 
そんなかんじで
 



2012年6月を表示

国の未来を蝕む「心の傷」

ギリシアでは、自殺者1人につき20倍の自殺未遂者がいるそうです。

また、アルコール依存症やうつ病などの精神疾患患者も急増しており、
経済の混乱が、社会に決定的な悪影響を与えています。
今回の経済危機の影響で、人的被害は
若年層を中心に今後も長く影響が残るんだとか。

ギリシアがこんな風になってしまったのは、
色々な要因がありますが、
その結果、失業率がとんでもない数字になっています。

若年層の失業率はなんと50%を超えています。
全体でも20%オーバーの失業率。
これでは、社会経済がまともに回るわけがありません。

また、現在仕事を持っている人間も
賃金カットや、いつ職を失うかなどの不安を抱えていて、
生産活動に多大な影響を与えているんだとか。

自殺の件数は2011年年上期と比べて40%も増加しているそうです。


この経済危機は、ギリシアだけにとどまらず、
スペインなどにも飛び火しそうだと言われています。
スペインの失業率はギリシアよりも高く25%以上なんだとか。

これらのEU諸国の経済危機の影響で、
日本円が買われ続けて、急激な円高になっているわけですね。

しかし、本当にこれから世界はどうなってしまうのでしょうか。

正直、現在のような文明国家が少なかった100年前であれば、
すでに世界大戦が勃発してもおかしくない状況である。
と、様々な専門家が口にしています。

しかし、世界の距離が縮まった現在
世界戦争の勃発というのは、よほどの事がない限り
起こりえません。

どうすれば、経済を立て直すことができるのか。
非常に難しい問題ですね。

何よりも、人々が安心してくらすことができる。
自分たちの未来があかるい。
そういう希望を持つことができなければ、
人々はまともに働いて、暮らしていくことができないでしょう。



6月3日(日)17:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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