国の未来を蝕む「心の傷」 |
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| ギリシアでは、自殺者1人につき20倍の自殺未遂者がいるそうです。
また、アルコール依存症やうつ病などの精神疾患患者も急増しており、 経済の混乱が、社会に決定的な悪影響を与えています。 今回の経済危機の影響で、人的被害は 若年層を中心に今後も長く影響が残るんだとか。
ギリシアがこんな風になってしまったのは、 色々な要因がありますが、 その結果、失業率がとんでもない数字になっています。
若年層の失業率はなんと50%を超えています。 全体でも20%オーバーの失業率。 これでは、社会経済がまともに回るわけがありません。
また、現在仕事を持っている人間も 賃金カットや、いつ職を失うかなどの不安を抱えていて、 生産活動に多大な影響を与えているんだとか。
自殺の件数は2011年年上期と比べて40%も増加しているそうです。
この経済危機は、ギリシアだけにとどまらず、 スペインなどにも飛び火しそうだと言われています。 スペインの失業率はギリシアよりも高く25%以上なんだとか。
これらのEU諸国の経済危機の影響で、 日本円が買われ続けて、急激な円高になっているわけですね。
しかし、本当にこれから世界はどうなってしまうのでしょうか。
正直、現在のような文明国家が少なかった100年前であれば、 すでに世界大戦が勃発してもおかしくない状況である。 と、様々な専門家が口にしています。
しかし、世界の距離が縮まった現在 世界戦争の勃発というのは、よほどの事がない限り 起こりえません。
どうすれば、経済を立て直すことができるのか。 非常に難しい問題ですね。
何よりも、人々が安心してくらすことができる。 自分たちの未来があかるい。 そういう希望を持つことができなければ、 人々はまともに働いて、暮らしていくことができないでしょう。
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6月3日(日)17:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理
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